リファクタリング
リファクタリング
とは、すでに出来上がったプログラムに対し、プログラムの動きは変えずに読みやすく改善することです。
(あってますか?)
なぜ必要 ?
たいていのプログラムの現場は 納期がタイト であり、時間的な制約の中でなんとかやりくりしている感じです。
「これでなんとかいけそう」というプログラムが出来上がれば、さっさと仕事を終わりにして帰宅したいですよね。
でもやっぱり、 「その時はベター」だと思ってプログラムを書いていても「後から見てもベター」とは限らない わけですよ。
そうやって少しずつ腐っていくコードベースが、いつの日か「機能追加がやりにくくて改修コストばかりが高いプログラム」になってしまったりするんですね。
そういった歴史的背景の少ないプログラムであっても、リファクタリングを細かく行なってコードをクリーンに保つことはとても大切です。
結局「 後からプログラムを見るのは人間なので、人間にとって読みやすいプログラムが最強 」だからです。
帽子を被りなおす
リファクタリング時には「プログラムの振る舞い」を変えてしまわないように細心の注意を払う必要があります。
ついつい「プログラムの改修」と「リファクタリング」を同時に済ませてしまいたくなるのですが、一度にたくさんのことをやろうとするとそれだけ目的意識が薄れ、失敗リスクが高まります。
バージョン管理で変更を把握するのも難しくなりますね。
ですから「一度に一つのことをやる」よう徹底した方が良いです。
リファクタリングの定番本ではこれを リファクタリングの帽子をかぶる と表現していました。
今何色の帽子をかぶっているか?
「今やっていること」をしっかり意識して欲張らない事が大切ですね!