[書籍]オブジェクト指向でなぜつくるのか

プログラミングを勉強しているとよく聞く言葉が、オブジェクト指向ですね。
しかしオブジェクト思考ってよくわからなくないですか?

オブジェクト指向というと「オブジェクト指向を使えば現実世界を説明できる」なんていう風呂敷が大きいと感じる説明もありますが、「現実世界」の説明として犬クラスとか猫クラスなんかが出てきて、何を言いたいのかわからないし、そんな説明は納得がいかない!というあなたはぜひ、オブジェクト指向でなぜつくるのか(平澤 章著)を読んでみてほしいです。

400ページ弱と、「これぞ技術書」という感じでボリュームはありますが、結構さくさく読めちゃう感じです。

冒頭は、本書はオブジェクト指向が生まれた背景から、「なぜオブジェクト指向が新かったのか」「なぜオブジェクト指向が普及したか」といったお話まで丁寧に述べられており、プログラミングの大きな流れを把握できます。

また、オブジェクト指向は守備範囲が広く、プログラミング実装だけではなく、設計にもオブジェクト指向の考え方が取り入れられています。
設計としてのオブジェクト指向とは、シーケンス図などのUMLですね。

プログラミングにも、設計にもオブジェクト指向が使われますが、「プログラミングとしてのオブジェクト指向」「設計としてのオブジェクト指向」は、それぞれ別のものとして整理して考えた方が良いとされており、この点もありがたい情報でした。

という感じで、「オブジェクト思考」と銘打った書生ですが、内容も多岐にわたっており、幅広い知識が身につきますよ。

最終章は、オブジェクトを飛び出して関数型言語の説明まで入ってます。
すごい!

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